パーキンソン病支援センター

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第5回パーキンソン病の在宅ケア事例検討会

毎年一度、介護支援専門員(ケアマネジャー)を対象に勉強会を行っています。

今年のテーマは「もしかしたらパーキンソン病?」ということで、高齢化によってADLが低下したのか、パーキンソン病によって症状が現れているのか、判断が難しい上に老老介護で夫婦ともに疲弊しているにも関わらず、専門医(神経内科医)の受診を拒み続ける場合の対処法などを考えます。

専門医の中には高齢のパーキンソン病に特別な介護方法などない、、、ということを言われる先生もおられます。しかし、ご本人のお気持ちや実際の運動症状、非運動症状を理解した上でサービス計画を考えることは大切なことです。

対象者は京都府内のケアマネジャーで、京都市の北区、下京区、南区に所属がある場合は別途同じ内容で今年度中に開催しますので、それ以外の地区の方のご参加を募っています。

まずは、パーキンソン病の特有の症状を知ることから始めましょう。

申込書は右のPDFの裏面にあります。→ 2017年度チラシ

 

京都大学iPS研究所一般シンポジウムに参加して

2017年5月22日、京都大学百周年時計台記念館で行われた、iPS研究所第3研究棟竣工記念シンポジウムに参加しました。

所長である山中教授の「ヒトiPS細胞10年の軌跡」基調講演の後に、副所長の高須直子教授から「再生医療用iPS細胞ストックの可能性」というお話がありました。

ここで現在多くの方に使用できるiPS細胞をどのように作り、安全チェエクを行っているのかなどを大まかに知ることができました。そして、それは京都大学iPS研究所内にある「再生医療用iPSストックプロジェクト」で作製されていることをはじめて知り、現在は細胞提供者は「献血」「日本骨髄バンク」「臍帯血バンク」でも協力できるそうです。ただし、適合者だけなので誰でもというわけにはいきません。

iPS研究所のプロジェクトのページをご覧いただければ、詳しく説明されています。

http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/stock.html

そしてシンポジウムは大阪大学の西田幸二教授「角膜の再生医療」、iPS研究所の高橋 淳教授「パーキンソン病に対する幹細胞治療」と続きました。

どちらも来年度には治験を行う予定ですが、一般治療には少し時間がかかるという予測でした。

高橋先生のお話ははじめてご講演をいただいた2012年に比べると、とても私たち一般人には聞きやすくわかりやすいものでした。早くパーキンソン病の方に治療を提供できるようにご尽力されていることが、ひしひしと伝わるような先生のお人柄が記憶に残る一日でした。

パーキンソン病とリハビリテーション

やっと春らしくなって、桜が徐々に開き出して街中が桃色に染まり出しました。

やはり暖かくなると心が弾んで、出かけたくなりますね。

そこで連休のお出かけのひとつに「パーキンソン病とリハビリテーション」という講演会を行います。

講師の鈴木先生は長年熱意あふれる臨床と研究、そして後身の指導というマルチ的な活動をされている超多忙な先生です。

わかりやすく根拠に基づいたリハビリテーションは専門家の方だけでなく、患者さんやご家族にも好評です。

ぜひこの機会にお申し込みください。

 

「前向きに」さあ、どうやって?

先日のサロン交流会は連休の最中というのに、30名ほどの参加者がありました。気候は春の穏やかさで、お出かけするにはちょうど良い感じだったかもわかりません。

いつもなかなか最初の発言が出ないのは、周囲を気にされてのことなのでしょうか。特に確定診断後間もない方は、熱心に聞こうとする姿勢は伺えますが、ご自分から発信するには情報が不足なのかもわかりません。

あるご婦人からの発言からがきっかけに話題が盛り上がりました。

「うちの主人はもともと大人しい人だったのですが、パーキンソン病になってからというものほとんど何もしなくなってしまいました。特に自分では動こうともしないので、もっと自主的にリハビリをやってもらうにはどうしたら良いでしょう?」

ご主人はボーリングの趣味はあったようですが、他は将棋、仏像彫り、絵画などの比較的室内で打ち込むことがお好きだったようでどれも今はされないとか。

参加された方々からは「一緒に散歩に行こうと誘ってみたら?」というご意見もありました。年齢が80歳代の方ですが、男性がデイサービスなどでコミュニケーションをしたり、運動や行事に積極的になる方は本当に少ないようです。そこで、ケアマネージャーさん達は、交流促進で麻雀やドライブなどの活動を考えたりされるようです。ご自宅でもお仕事のお願いをして動いてもらうのも良いかもわかりませんね。

その他、症状のお話がたくさん出ました。血圧、お口の口渇、すくみ足、幻視、幻聴、前方突進、後方突進、睡眠のことなどですが、先生にもそれは確認されていてもやはり同じ病気の方に「あなたはどう?」と聞いてみたいのが心情でしょうか。

むやみに不安を抱くのは症状を悪くしたりするので、こういった場で思い切って話してみることは本当に気持ちを楽にする手段だと思います。そして最後にいただいた質問では「今までにパーキンソン病が良くなった人はいますか?」でした。

みなさんの目がキラッと光り、こちらに集中するのがわかります。こういう時に希望あるお話ができると良いのですが、いつも同じようなことをお話します。

「病気になって将来に希望がなくなった中高年の女性が、親戚中から反対されていた年下の男性との結婚に踏み切られてからは生き生きとした生活を送られています」

恋愛はもちろんですが、何事にも前向きに様々なことにも挑戦し、困難を工夫して乗り切っていこうという姿勢の方は、病気の進行が遅いように感じます。お薬やリハビリは大切ですが、まず自分自身の気持ちもドパミンをコントロールしているのかもわかりませんね。

今回は久しぶりにアロマトーリートメントを提供していただいている『素的生活倶楽部』さんが多くの方にボランティアでハンドトリートメントを施していただきました。ありがとうございます。

 

第129回サロン交流会「毎日のリハビリ」

先日のサロン交流会では「パーキンソン病の毎日のリハビリ」というテーマでお話をさせていただきました。

やはり「リハビリ」ということには皆様敏感に反応されて、普段の倍ほどの方が参加されました。

パーキンソン病はご存知のように脳の中の障害なので、元々は筋肉や関節に異常があるわけではありません。しかし、動けなくなっていくことで筋肉が減っていき、動くことがより難しくなります。特に症状が出てからは、元に戻すことが難しくなりますので、早い時期からのリハビリが重要です。専門の方の指導でリハビリを受けることが可能でしたら、是非とも積極的に行っていただきたいと思います。

ところが日常的に意識して行う運動や動作は、専門的なリハビリがなかなか活かせていないのが実情です。先程も書きましたように、パーキンソン病は脳からの運動指令がうまく伝わらない症状ですので、脳のリハビリも大切です。

小さくなりがちな動きや発語は、努めて大きくオーバーなくらいで丁度良いという意識。

前かがみや傾いた姿勢は、気がついたときに正す意識。

こういうことを意識するだけでもリハビリになるのですが、ご家族や支援者の方の補助があるとより良い結果に結びつきます。

今回のお話を終えての参加者の方のアンケートで、実際の体操をもっと行って欲しいというご意見がありました。前向きなお考えに嬉しくなりますが、日常生活でも取り入れて続けていただくようにお願いしたいと思います。

 

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